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再生医療

2019.03.05 院長ブログ

再生医療という言葉が医療界をにぎわせています。整形外科分野においても自分の血液中に含まれる血小板を利用したPRP(多血小板血漿)療法がおこなわれるようになっています。止血作用を有する血小板には組織の再生や修復を促す成長因子が含まれており、この成長因子の働きを利用して変形性膝関節症やアキレス腱、テニス肘といった難治性の痛みを改善させることが期待されています。スポーツ選手などでは痛めた筋肉や腱、靭帯損傷などの怪我から早期に復帰するための手段として利用するケースが増えています。今後整形外科領域でもこのPRP療法が拡がっていくと考えられますが現状医療保険適応ではなく自由診療となります。当院では採用しておりませんが、今後治療実績の積み重ね有効性がさらに高まれば検討していく必要もあると考えております。

 

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