リハビリテーション科

リハビリテーション科

 リハビリテーション(リハビリ)の専門家である理学療法士が評価・訓練を担当します。運動療法、物理療法、姿勢・動作指導や環境調整などにより日常生活への復帰をお手伝いします。スポーツ選手には更にトレーニングやフォーム・スキルチェックを組み合わせて、早期のスポーツ復帰を支援します。

» 理学療法士とは

物理療法受付時間

月~金 受付時間  午前8:40~12:00 午後14:00~16:50

※水曜日の午後と土曜日の物理療法は休診となります。

リハビリテーションの流れ

 医師からのリハビリ開始指示 → 理学療法士による評価 → リハビリ訓練 →再評価・カンファレンス → リハビリ訓練 → 終了

医師からのリハビリ開始指示

 医師の診察でリハビリが必要と判断された場合、リハビリ開始となります。 完全予約制で1回の時間は20~60分間です。詳細な評価を行う為、初回は評価中心となります。医師と常時連絡を取り、レントゲン画像など情報を共有しつつ経過に合わせて最善のリハビリを検討していきます。また、月に1度リハビリテーション実施計画書を作成し患者様と共に現状と今後の目標を共有していきます。

理学療法士による評価

理学療法士による評価

 医師の診断に応じ、身体各部位の柔軟性(関節可動域)、筋力、座位・立位バランス能力、姿勢、動作(立ち上がりなどの基本動作、歩行、走行やスポーツ動作)などの評価を専門的に行います。ただ漠然と治療を行うよりも、きちんとした評価のもと、患者様に御自分の状態を理解して頂いたうえでリハビリテーションを行う事が大切です。

リハビリ訓練

大きく運動療法と物理療法に分かれます。 セラピストが各患者様を評価し、個別の訓練プログラムを提供していきます。

運動療法

関節可動域訓練(柔軟性向上訓練)   硬くなった関節の動きを様々な手法により改善します。障害のある部位のみを改善すると、全身のバランスが崩れてしまう事が多々あります。そこで、全身のバランスを評価しながら個人個人に合ったリハビリプログラムを処方していきます。

筋力強化訓練   筋力低下の原因は様々である為、単に弱い筋肉をトレーニングすれば良いという訳ではありません。疾患・全身の筋バランスや動作パターンなど一人一人に合わせたトレーニング方法を選定していきます。

バランス訓練 バランス訓練  座位・立位・各動作時のバランス能力を改善していきます。いくら筋力があってもバランスが悪ければ思うような活動ができません。疲れやすかったり、悪くすると転んでしまったりします。バランス保持には身体からの感覚・前庭覚・視覚などの諸感覚の統合が必要です。各神経系の評価を行い個人個人に合ったバランス訓練を行っていきます。

寝返り・起き上がり・立ち上がりなどの基本動作訓練  骨折や麻痺などで困難になった寝返り・起き上がり・立ち上がりなどの日常生活動作を解剖・生理学・運動学・心理学に基づいた手法・指導法で維持改善していきます。

歩行訓練 骨折や麻痺などで困難になった歩行や走行・スポーツ動作を解剖・生理学・運動学・心理学に基づいた手法・指導法で維持改善していきます。杖・歩行器などの歩行補助具の選定・アドバイスも行います。

歩行訓練

姿勢・動作指導   姿勢・動作指導  何気なく行っている日常の姿勢や動作が、疼痛などの原因となっている事があります。姿勢・動作を分析し患者様に理解して頂く事で、症状の緩和だけでなく再発予防も目指していきます。

走行・スポーツ動作訓練 走行・各種スポーツの動作を評価し、身体に負担が少なく効率の良い動きを指導します。必要に応じて、動作を撮影・録画し問題点を患者様と共有していきます。

走行・スポーツ動作訓練

環境調整指導 自宅内での福祉用具選定や家屋改造のアドバイスを行います。

環境調整指導

スポーツトレーニングやフォーム・スキルチェック 良かれと思い行っているトレーニングが障害の原因となっている場合もあります。スポーツ障害の患者様には、普段行っているトレーニングに対し専門的な視点からアドバイスを行います

膝関節専用筋力増強、測定システム(コンビット CB2)

 等尺性測定、等尺性運動、等速性運動 のモードで筋力の測定と大腿部の筋力のトレーニングを行うことが出来ます。計測し数値化する事で、リハビリテーションの効果判定がより確かなものとなります。

カンファレンス  医師、リハビリスタッフ等で話合い患者様への治療・訓練で最も良いアプローチを検討していきます。

理学療法士とは 日本理学療法士協会HPより

 理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。 ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。

 理学療法士を一言でいうならば動作の専門家です。寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。関節可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改善に必要な技術を用いて、日常生活の自立を目指します。

 理学療法士は国家資格であり、免許を持った人でなければ名乗ることができません。理学療法士は主に病院、クリニック、介護保険関連施設等で働いています。中には専門性を生かし、プロスポーツのチームに属している理学療法士もいます。 http://www.japanpt.or.jp/physicaltherapy/physicaltherapist/

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