新型コロナウイルスIgG抗体検査について
(2つの抗体検査)
①過去感染の判定・・・IgG抗体(N)
②ワクチン接種後の中和抗体(病原性を抑える抗体)活性・・・IgG抗体(S)
ワクチン接種後1か月ごろの検査をおすすめいたします。
採血を行い外部委託機関で検査を行います。(保健科学)
自費検査:6000円+税(① ②それぞれ)
結果は4~5日後判明します。結果は電話もしくは後日来院での説明となります。
(2つの抗体検査の意義)
新型コロナウイルス感染症の抗体検査には、ヌクレオカプシド(N)をターゲットとする抗体検査と
スパイクタンパク(S)をターゲットとする抗体検査があります。
(N)をターゲットとする抗体検査は、比較的ウイルスの変異の影響を受けにくく
(S)をターゲットとする抗体検査は、ウイルスの変異の影響を受けやすいと考えられております。
(N)をターゲットとする抗体検査は定性、(S)をターゲットとする抗体検査は抗体価の定量測定が可能です。
現在、日本国内で接種されているワクチンは 、(S)をターゲットとしておりワクチン接種後の抗体価の測定には、
(S)抗体定量検査が有効です。
過去感染の判定・・・IgG抗体(N)
ワクチン後の中和抗体(病原性を抑える抗体)活性・・・IgG抗体(S)