こんにちは!小金井あんず苑 介護科岡本です。
今回は施設に突如現れたさすらいの旅人「ツバメ」をご紹介いたします。最近、都心の方ではツバメを見かけなくなっているそうです。一説によるとツバメの世界にも少子化の波が押し寄せてるのだとか・・・。田舎のツバメの方が、都会のツバメより巣立つ数が多いそうで、人間が影響しているとのこと。ってあれ?子沢山が田舎の方が多いって人間の世界と同じですね。。。
では、今回当施設に現れた2匹のつがいのツバメがこちらです。
赤で囲ってあるのがツバメです。
そして、そのつがいのツバメが巣作りに選んだ場所がここ!
巣の拡大写真です。
親鳥が怖いのでかなりボケボケの画像ですが、卵が5つ!この卵の画像が6月中旬で、すでに卵から孵って、雛➡立派なツバメに成長しています。
実は、卵から孵った雛が何羽か巣から落ちており、悲しい記事になりそうだったのでこの話をしようかしまいか迷っていました。でもある職員がツバメの生態を知っていて、ツバメが巣から落ちるのは
①生存競争で他の雛が餌を欲しがり巣から落としてしまう
②つがいのツバメのうち、どちらか一方が暫く留守にしている間に他のツバメが巣を乗っ取るために雛を落とす
③巣が脆くて落ちてしまう
といったケースがあると教えてくれました。落ちた雛は残念ですが、ここは自然の生存競争の中で立派に成長したツバメを素直に讃えたいですね。天晴!
もう巣立って現在施設にはおりませんが、来年も来てくれれば今度はちゃんと皆さんに紹介できると思っている今日この頃です。