リハビリテーション科
リハビリテーション科
当科では様々な疾患により日常生活活動能力の低下を来している患者さんに対し通院にてリハビリテーションを行っています
(地下1階のリハビリテーション室にて月曜から土曜日の間で行っています)。
特徴
当科では骨折、五十肩、変形性関節症、脊椎圧迫骨折等の整形外科疾患はもちろん脳梗塞、脳出血等の脳血管障害、パーキンソン病、脊髄小脳変性症等の神経疾患、糖尿病、肺気腫、肺炎、心不全等の様々な内科疾患による廃用症候群(体を使わなくなることにより全身の筋力が衰え日常生活活動能力が低下した状態)等様々な疾患に対しリハビリテーションを行っています。
身体的な機能低下に対しては主に理学療法及び作業療法を行い、言語障害、高次脳機能障害、嚥下障害に対しては言語聴覚療法を行います。
社会の高齢化に伴いリハビリテーションを行う必要のある患者さんが増加しており、当院でもできる限り多くの方にリハビリテーションを受けていただけるよう心がけています。様々な原因で低下したADL(日常生活活動能力)ができる限り回復しQOL(生活の質)が向上する手助けとなるよう努めてまいりますので、当院でのリハビリテーションをご希望の方はお気軽にご相談ください。
対象となる疾患
脳血管疾患:
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍及びパーキンソン病、脊髄小脳変性症等の神経疾患
整形外科疾患:
四肢の骨折、捻挫等の外傷、肩関節周囲炎、肩関節健板損傷、変形性関節症(膝、股関節、脊椎等)、腰部脊柱管狭窄症、脊椎損傷による四肢麻痺、関節リウマチ、高頻度転倒者、またこれら疾患の術後
内科疾患:
肺炎、肺気腫、気管支喘息等の呼吸器疾患、狭心症、心筋梗塞、心筋症等の心疾患、糖尿病、感染症、悪性腫瘍等による廃用症候群等
※ 上記は一例ですので上記以外の疾患の場合でも適応となる場合があります。
その他
医療保険下でのリハビリテーションは国で定められた算定日数があり、施行できる日数に制限があります。疾患により日数が異なりますので、リハビリ開始時におおまかな期間をお伝えしますが進捗状況によっては適宜継続期間の見直しをさせていただきます(65歳以上の介護保険被保険者の方に対しては当院でのリハビリテーション終了後、必要に応じて介護保険での通所リハビリテーションへの移行をおすすめします)。
新規患者さんの受け付けは随時外来で行っていますが、受け入れ可能な人数に制限がありますので、ご希望の方は事前に武蔵境病院 地域医療連携室 までお電話にて問い合わせください。
1回の訓練に要する時間は原因疾患にもよりますが概ね40分から1時間程度です。また通院頻度に関しては病状により決まりますのでご相談ください。