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2017年1月
リハ科ブログ
実習へ・・・
2017.01.30
こんにちは、リハビリ助手の伊藤です。
こちらは昨年末のリハビリ科の忘年会の様子です。

奥田PTのボイスパーカッションにのせて椅子取りゲームなどなど、みんなでわいわいと盛り上がりました*^^*♪♪
会には、インターン実習を終えた助手さんやあんずクリニックに実習に来た学生さんも参加し、久しぶりに会えて楽しい時間でした^ ^
さて、そのみんなが乗り越えてきた実習に、ようやくわたしも来月行くことになります。
学校では、基礎科目から治療学までいろいろな講義があり、体にわざと不自由な状況を作り、歩いてみてどんなところが痛くなるのか、どんな気持ちになるのか・・・そんなことを経験する授業もあります。
実習では実際に患者さんを担当させていただき、その方の何が問題で、どんな治療をしていくのか・・・ということを考えていきます。授業では架空の患者さんを想定して思考過程を学びますが、とっても難しいです・・・(※実習についてはこちらをのぞいてみてください。山口ブログ)
今は不安もありますが、やっと実習に行けることが楽しみでもあります。
“あたって砕けろ“で、行ってきます。
それでは最後にリハビリ室の愉快なスタッフの様子をご覧いただきましょう。

しばらくこんな風景を見れないと思うと寂しいですね。
※注:盆踊りの練習ではありませんよ!
シンスプリント(過労性骨膜障害)
2017.01.24
冬場は学校の体育などで長距離走を行ったり、クラブ活動ではサーキットトレーニングなどジャンプを過度に繰り返す運動をすることが多くなります。最近下腿の内側に痛みを訴え来院する中高生が増えておりますので今日はシンスプリントのお話をさせていただきます。シンスプリントは過労性脛骨骨膜障害ともいわれ、繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害です。過度の運動量、運動時間、運動内容、日数またはフォームの変更、硬い路面、薄く硬いシューズ(踵の摩耗)、下肢の形態異常(O脚、回内足、扁平足など)、下腿三頭筋の柔軟性低下、股・膝・足関節の柔軟性低下、足関節可動制限などが発生の誘因となります。ふだん運動をしていない人が急にマラソンをしたり運動量が急に増えることで発症することが多いようです。 下腿内側筋群の疲労による柔軟性低下により運動量が増えたことにより固くなった筋肉が骨膜を牽引して微細損傷(骨膜炎)をきたし、下腿内側の痛みを発生させるものと考えられています。
診断は問診(運動内容 運動習慣 疼痛部位・・・下腿内側後面の運動時痛および圧痛)でほぼ確定します。疲労骨折を否定するために時にレントゲンを撮影しますが、シンスプリントでは骨膜に変化が出現することはなくMRIを撮影すると脛骨内側の疼痛部位に一致した骨膜に異常信号を認めることが多いようです。
疼痛が強い際は運動の休止や制限を行い、消炎鎮痛剤の外用や内服を行います。偏平足などの足の形態異常を認める場合はインソールなどを使用します。また同時に大切なのは痛みの要因(運動量 柔軟性 形態異常)を精査し対応することです。下腿内後側に付着する筋肉の柔軟性に問題がある場合が多くアキレス腱を中心とした下肢のストレッチングを行います。足趾でのタオルギャザー、足関節の軽いチューブトレーニングを行いながら除痛をはかり、疼痛が消失したらウォーキングから徐々にジョギングへと運動量を増やしていきます。
当院ではシンスプリントの要因を探り、適宜運動指導、リハビリテーション、インソールの処方を行っております。

今年もよろしくお願いいたします。
2017.01.12
早いもので平成29年になりもうすぐ2週間。どうも平成はこの29年で終わりそうだと報道されております。また一年一歩一歩地域医療に貢献できますようスタッフ一同がんばってまいりたいと思います。ところで正月休みは自宅でゆっくり過ごさせていただきました。息子たちとキャッチボールをしたり、犬の散歩にいったりと・・・。以前はディズニーランドのカウントダウンのために12時間以上開園待ちをしたり体力気力もありましたが、やはり今は自宅でゆっくりが一番です。
今年も家族、ワンちゃんにも癒しをもらいながら頑張っていきたいとおもいます。よろしくお願いいたします。
