皆様こんにちは。理学療法士の小野寺です。
明日から新年度がスタートです。
今年度一年を振り返って、来年度はさらに成長できるようスタッフ一同頑張っていきます。
私の今年度は、勉強会や研修会への参加や法人内の勉強会をはじめ、東京都士会学校保健部、武蔵野運動器リハビリ研究会での講習・指導担当など、様々な立場を経験させていただきました。
講師、指導については、今年度はいくつかさせて頂いたのですが、その中でも他院のスタッフと作り上げた武蔵野運動器リハビリ研究会のハンズオンセミナーが特に大変でした…改めて皆の力が集結すると大きな力になると感じました。
今回は、野球の「傷害」と「投げ方」に関しての実技を含めた講習・動作指導を行いました。講習準備では、他院のDr.、理学療法士、作業療法士などと共に会議を重ね、指導するうえでどうしたらわかりやすいか等、他院のスタッフと関わるなかでたくさんの刺激を受けることが出来ました。
当院から参加したスタッフから
「鏡と向き合って自分の投球動作を細かく確認することは初めてで、自分のイメージとのズレが多くあり驚きました。けれど、修正する中でどの身体の部分が使えていないのか、段々感覚として理解が深まり、患者様への指導でどのように伝えればよいか大変参考になりました。」
と感想をもらいました。治療に携わる者が自身で体を動かして経験することはとても大切なことであると思っています。今後も臨床につながる講習を企画していきたいと思います。
研修会、学会参加では、11月の日本臨床スポーツ医学会学術集会において、普段お世話になっている先生方や同期の発表を聞き、自身の臨床を見直すきっかけをいただきました。また、1月に行われた日本臨床スポーツ医学会主催のシンポジウムでは、スポーツクライミングについて様々な視点から学ぶことが出来ました。
私自身、以前からクライミング選手のトレーニングやケアに携わる機会が多く、この研修で今まで疑問だった部分やあいまいになっていたところを解決することが出来、さらに深く選手と向き合うことが出来るようになってきたと感じています。
岩手国体 山岳競技(佐賀県代表チームアシスタント)
ボルダリング ジャパンカップ
今年度は研修等をきっかけに様々な出会いからたくさんの学びを得ることが出来ました。
来年度も出会いを大切にし、たくさん学んでいきたいと思います。
あんずクリニックでは、他のスタッフも様々な研修会、講習会に参加し、自己研鑽に努めています。
学んだことを皆様に還元できるよう、スタッフ一同、頑張ります。
今後もよろしくお願い致します。