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骨粗鬆症について

2021.05.19 スタッフブログ

こんにちは 整形外科 看護師です。
今回は骨粗鬆症の原因と予防についてお話しようと思います!

骨の成分はカルシウムで骨形成と破壊を繰り返し新陳代謝をしていますが 、骨がもろくなり骨折しやすい状況になってしまう状態が骨粗鬆症です。
日本で骨粗鬆症の人は1300万人と推定されています。

<原因>
加齢、女性ホルモン特に閉経後の女性、カルシウム調整ホルモン、遺伝、 カルシウム・ビタミンD不足、日光浴不足、運動不足、喫煙、飲酒、カフェイン、食塩、糖分、ストレス、ステロイド剤等があげられます。

<予防>
※食事 カルシウムやビタミンDを含んだ食事をする。
カルシウムの摂取量:1日 600㎎前後
多い食材:牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、小松菜、海藻類
サプリメントは2300㎎以上取らない。
ダイエット時もカルシウムを意識し食事をとる。
(若い人も気をつけましょう)
カルシウムを尿に過剰排出されるのを防ぐ。
(食塩、糖、カフェインを摂りすぎない)
ビタミンDの摂取:カツオ、マグロ、アジ、サケ、イワシ、シイタケ、キクラゲ、バター、卵等

※日光浴 ビタミンDは日光浴によりプロビタミンDに代わり吸収される為、日光浴は必須です。ビタミンDはサンシャインビタミンと呼ばれています。

※慣習 タバコはニコチンなどにより、骨細胞が破壊され、
カルシウムの吸収抑制やビタミン不足、ホルモンへの影響があります。アルコールの摂取過多はカルシウム吸収を低下させます。

※定期的な運動
骨に体重をかけるような運動をする。
しかしストレスになるほど過度な運動は逆効果です。
専門科(理学療法士等)の指導・運動方法を症状に合わせて行い予防しましょう。

※環境整備
生活の中で躓きそうな物(絨毯等)片付けて段差をなくしたり、
脱げにくい履物等に変えたりと日常生活を工夫していきましょう。

以上のことを参考に日頃の生活の中で、できることから少しずつ予防していきましょう(^^♪

診断:レントゲンで骨密度測定 
治療:薬物療法 内服薬や注射と予防の続行

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