理学療法士の本多です。
週末は娘達と合氣道の稽古を楽しんでいます。今回は私が合氣道を始めたきっかけについて紹介させて下さい。
合氣道を始めるきっかけは理学療法の技術向上のために学んでいた欧米系臨床技術でした。
理学療法士は世界的な資格であり、欧米の臨床技術がスタンダードとされています。その欧米の技術の出所を辿っていくと結構、東洋の技法に突き当たります。色々と学んでみるとその深さに驚嘆。日本人でありながら東洋の深淵な世界を知らないのはもったいないと思った私は、一念発起し8年前「道」の世界へ足を踏み入れました(去年、厳しい昇段審査をクリアしようやく念願の袴をはく事が許されました(^o^)/)。
昔の私は「武道は時代錯誤のスポーツだ」と認識していました。しかし、いざ学んでみるとかなりの勘違いであることが分かりました。現在では解剖学・生理学・運動学・心理学など西洋的な各学問を統合するのに東洋的な学びが非常に役立っています。
世界のホームラン王である王貞治氏が一本足打法を完成するまで、日本刀で紙や巻き藁を切る稽古を何度となく繰り返していたというのは知る人ぞ知る話。
意外な方もいるかもしれませんが、武道的訓練を取り入れ活躍されているスポーツ選手や医療・介護の方は結構いるのです。
今では私の臨床面だけでなく、生活全般を支えてくれる大切な存在となっています。
興味のある方は、以下の書籍を読んでみて下さい。知らない世界が待っているかもしれません(^○^)
共に武道的生活してみませんか?
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書籍【動じない】
王 貞治,広岡 達朗,藤平 信一(著)
幻冬舎
世界のホームラン王であり、WBC制覇の名将・王貞治氏。日本一4度の名監督・広岡達朗氏。日本を代表する名監督の二人と(私の稽古する)心身統一合氣道の会長が合氣道宗主から受けた指導について鼎談しています。